そんな中、地球の反対側の冬のブラジルからメールが届いた。
ドイツのベルリンで出会って、ブラジルのサンパウロをいろいろ案内してもらって、一緒に小旅行もしたエリカからのメール。
みんな覚えてるかな~?
その日はちょうど私も思いつきでエリカに贈物を送った日で、同時にお互い相手を思っていたんだ~ってビックリ。 これぞ以心伝心(^^)
なんでも彼女は彼のアランとアランの妹カップルと4人で、アルゼンチンのブエノス・アイレスに旅行にいったみたいで、その写真を送ってくれたの。
私が一人で行った場所に、その時は一緒じゃなかった4人が写ってる。
ここ行ったな~なんて、懐かしいブエノス・アイレスを思い出してて・・・
旅の思い出に浸りながら、部屋の壁を見ていたファーブル。
私の部屋の壁にはね、旅中に私が訪れた全都市から彼に送ったポストカードを飾ってあるの。
こ~んな感じで。
で、懐かしく思いながら、ブエノス・アイレスのポストカードはどこだ~?って探してたんだけど、
ないの! ないはずないよなぁ~って探したんだけどやっぱり無くって。
よ~くよ~く考えてみたら、そう言えば!
ブエノス・アイレスで切手を買った時、タンゴの絵が書いてあるのがかわいくて、普通の切手ではなくDHL(FedExとかみたいな宅配サービス)の切手を買ったんだよね。
それでブエノス・アイレスを発つ前に、空港であわててポストカードを書いて、ポストを探して入れようと思った直前に、「あ!これそういえばDHLの切手だから通常のポストに入れちゃだめかも?!」って気づいて、空港のはずれにある錆びれた郵便局に聞きに行ったの。
そしたらやっぱり、「これはDHLだから受け付けない。」って言われて、ガーン・・(--;)
「でもじゃぁどうしたらいいの~? 私もうこの国出ちゃうのにぃ~」って言った私に、郵便局の人が見せてくれたのは大量のハガキの山! それ全部にDHLの切手が貼ってあるの。
それを見せながら、「これは全部ごみ箱行きなんだ。 郵便局にお金払ってないんだから、ぼくらは運べないんだ」って。 確かにそうだろうけどさ~、たくさんの旅人が心をこめて書いたカードを捨てるなんてなんてひどい!
私のは捨てられたくないから、郵便局をあきらめてインフォメーションへ。
DHLのはがきを出せるところはある?と聞くと、DHLの荷物引き取りコーナーがあるからそこに行ってみれば?と女の人。
指さされた方を見ると、錆びれた郵便局の目の前に錆びれたDHL荷物引受コーナーが。
小包とかスーツケースとかを引き取る所みたいだけど、カードも受け取ってくれるのだろうか・・と恐る恐る聞いてみると、英語は通じなかったけど、DHLの切手を見て、「OK」とすぐ受け取ってくれたおじさん。
良かった~!! これで私のポストカードは安泰だ!と思ったファーブル。
そして目の前にDHLがあるにも関わらず、DHLの切手がついてるはがきを大量のはがきの中から仕訳する労力は費やしても、数歩歩いてそれを目の前に届けることをせずに捨ててしまうという郵便局員に腹が立ったファーブル。
あの時は郵便局員がすごく嫌な人に思えたけど、違ったんだね。
彼は知っていたんだ。 DHLに渡してもそれが届けられないことを・・・・。
そう、結局ファーブルのはがきは届いてないんだもん。
気づくの遅っ!って感じだけどさ(--;)
あ~あ~、同じように届かなかったクスコから送った私の写真入りの「世界にひとつのポストカード」と、ブエノス・アイレスから送った「タンゴの切手のポストカード」、今頃地球のどこにいることやら・・・。
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