世界平和 2008年11月28日

ファーブルが帰国して1か月たったけど、最近またなんか世界が荒れてますね・・・。
インド・ムンバイのテロ、タイ・バンコク2空港の占拠、ほ～んと何が突然起こるかわからない。
無事に帰国できて良かったな～って思うと同時に、旅仲間がその辺にいないか気になっちゃう。

ブログやってない人も多いから、確認もなかなか取れないしね。
でも、とりあえず私が出会った人々は、ほとんどの人がすでにアジアを終えていたり、現在ヨーロッパだったりしているから大丈夫かな。
いや、みんな大丈夫だと思いたい。

私自身も、私の帰国を知らなかった世界中の友達から安否確認メールをもらった。
同じアジアということで、帰国前にそこを通っていないか、フライトが乗継とかになっていないかって心配してくれたみたい。

こういう非常事態の時って、まさかな～って思っても一応確認したくなるものだよね。
私の身を心配してくれる人がこんなにいるのは、本当にありがたい。

ＮＹのテロの時も、たまたま1週間前に日本に一時帰国していて難を逃れたファーブル。
その時も、一時帰国していることを知らないたくさんの親戚や、友人から連絡をもらったっけ。

そして、こういうことが起こる度に思うこと。
『もっと世界中の人々がみんな外に出て、たくさんの人と交流すればいいのに』ということ。
もちろん貧乏な国に産まれて、それができない人の方が多いのはわかっているけど。

私だって、ＮＹに住んだことがなかったら、あのテロももう少し他人事だったかもしれない。
世界一周して、いろいろなところに友達を作っていなかったら、今回のテロも『大変だな～』って思うだけで、平気でいられたかもしれない。

でも、泣きたくなるくらい心が痛むのも、焦るくらい心配しちゃうのも、自分ごとのように怖くなるのも、全部みんな身近に感じることができるから。

どんなにひどい政府をもった国でも、そこにいる国民全てが悪者じゃないことを知ってる。
どんなにひどい暴力的な国でも、そこにも心の優しい人たちがいることを知ってる。

外に出て、たくさんの人と出会えば出会うほど、たくさんの場所を訪れれば訪れるほど、世の中に『他人事』って減っていくんだよね。　

そういう感覚を多くの人が持てれば、『世界は一つ』になれると思うのに。
少なくとも、どっかの政府から憎いから、その国の国民を痛めつけようとは思わなくなると思うのに。

昨日タイ人の友達とチャットしたら、バンコクは空港だけでなく、いろいろなところでかなり大変なことになってるって言ってた。

また変なテロとか起きないといいけど・・・。

『世界平和』永遠のテーマだよね。

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