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Sunday

世界遺産制定の町、オーロプレットへ! 2008年10月2日

さて、夏のサルバドールを後にして、またまたブラジルを南下。
サンパウロとリオデジャネイロの間くらいにある、オーロプレットという町を訪ねに行ってみました。

この町は小さくて空港もないから、最寄りのベロオリゼンチというところまで飛んで、そこからバスで行くしか手段がないのだ。

観光客も多いところとはいえ、そこまで行く手段がめんどくさすぎて、ちょっと不安だったけど、エリカも週末に休みを合わせて一緒に旅してくれることになっていたから、安心してベロオリゼンチでエリカと合流。

翌日、朝から二人でバス停まで歩いて、バスのチケットは買ったけど、次のバスが1時間後ということで、ターミナルで待機。

バスのチケットカウンターの人も英語は話せなかったし、やっぱりエリカが来てくれて助かった(^^)

やっとバスが来て乗ったはいいけど、1時間半くらいと思っていたオーロプレットになかなか着かない。 
二人でこんな遠いのー?? と思いながら外をみていると、どんどん山奥に入って行って、さらに天気もどんよりしてきた。

やーっと到着したのはバスに乗ってから2時間半後。 本当に一人じゃなくて良かった。。。
しかも、山の上だから、寒い!

このオーロプレットって町、世界遺産にも登録されてる古都で、昔は金や宝石がよくとれたから、州都にもなっていてたくさんの人が世界中から宝石目当てに来て住んでいたらしい。
でも、宝石や金が掘り尽くされた後は、みんな出て行っちゃって人口も急減、今ではベロオリゼンチが州都になってるの。

でも、ここは小さい町なのに教会が10以上もあって、大学もあるから、今は学生と観光の町になってるみたいね。

ついてバス停からまずすぐのところにさっそく教会発見。


コロニアルスタイルと言えばそうだけど、やっぱりまた何となく趣が違う。

へえーとみながら、次の見所へ行こうとして、下をみてびっくり。。。。
この町、めっちゃ山の急勾配にあるんですけどおおおーー。

どこもかしこも坂、坂、坂。
しかも半端なく急な坂。

その上荒い石畳だから、若いはずのうちらにもかなり堪える。。。

この下の写真の真ん中の方に見えるのも坂だよー? ほぼ90度では? と思ってしまう。
しかも天気は曇り。 バスも長かったし、思いがけずに疲れて行くうちら。。。
とりあえずメイン通りにあった、ブッフェレストランでランチにすることに。
この地域はブラジルの中でもグルメで有名なの。
ここのブッフェもこの土地のスタイルのものが多くて、おいしかったよ。
ブラジルのブッフェは、量り売りなのが多い。
だいたい1キロいくらって値段がついてて、計りに乗せて取った料理の重さの分だけ払うの。
決まったお金で食べ放題ってわけではないんだよねー。

1キロ食べる人なんてそういないだろうに、どうして500グラムいくらっていう書き方にしないんだろうか??
私最低1キロ分の値段は払わなくちゃいけないのかと思っちゃってたから、1キロも食べれない私は損するのかーって思っちゃってたけど、そうじゃないのよね。 
だから1キロも食べれないうちらは、かなり安く済んでしまいました。

そして元気をつけてまたまた坂道を登り続けると、マーケットに到着。
ここでは石鹸石を使った置物が有名みたい。

お店の横で手作りしてました。
みづらいけど、右のおじさんが模様を彫ってて、左のお姉さんが色を付けてるの。

仕上がりはこんな感じ。

まあどこにでも売ってるっちゃあ売ってるけど、綺麗だよねー。

そして、こんな面白い顔まで売ってました。
なーんか誰かに似ているような気がして、愛着持てる顔してない?
そして、またまた別の教会。


この教会は開いていたから、中へ。
フラッシュ無しでも、写真自体が禁止だったみたいなんだけど、それに気づかず1枚撮ってしまった(^^:)
外観とはちがって、中はきらびやか! さすが宝石や金の産出地だっただけあって、ぎらぎらに飾られてるのだ。

にしても山だし、曇りだし、すごく寒い。
おまけに急な石畳を歩いているせいで、28歳のファーブルのみならず、23歳のエリカまで、膝が痛いと言い出した。

そりゃこんな場所、宝石もとれなくなったらみんな去って行くわなーと言う感じ。
今でも住んでいる人がいるのが信じられない。

かなり疲れたように歩くエリカを、記念に撮ろうと思ったら、カメラに気づいたエリカ、急に元気に歩き出したから、こんな楽しそうな写真に。 笑
この一瞬だけだったけど、何元気ぶってるのー?と二人で爆笑。
少し元気が復活したところで、急にポツポツと雨が降り始めた!!!

ここは山だし、なんか危険な匂いがする。。。
二人で急いで、近くの教会に駆け込んだ瞬間、ドシャーっと大雨が降り始めた!

間一髪。 やっぱり山の天気はかわりやすい。
一気に急な坂道は川になり、風もすごすぎて、開けっ放しだった教会のドアもすごい勢いで閉まった。

あまりに風も雨もすごかったから、外の写真は撮れず。
仕方ないので教会で待機。

たまたま駆け込んだ教会は、この町で一番有名な、金だらけの教会で、本当は結構高い入場料を払わなくちゃ行けないんだけど、雨宿りという名目でただで入って入り口の方から奥をチラ見しちゃいました(^^)v

ここも写真は禁止だったから、みんなに見せられないのが残念だけど、本当にすごいギラギラしてたよー。

雨宿りしている間、遠足できている小学生のグループみたいな子たちが、私をみるなり「ありがとう」と言ってくるのが面白かった。

私、何もしてないですけど? って感じ?
私が日本人だと気づいて何か言いたいけど、知っている言葉がありがとうだけだったんだろうね。

面白いからジェナーダ(どういたしまして)とポルトガル語で返してみたら笑っててかわいかった。

そしてほぼ一通り見て回ったし、うちらの疲労も限界だったので、雨が小雨になった隙を狙って、近くのチョコレートカフェへ。

冷えた身体と疲労にはあったかくて、甘いものが一番!
紅茶と一緒にこんなもの頼んじゃった!
なかから温かいチョコレートが大量にでてきて、すっごくおいしかったよー!!!

そして元気を取り戻したうちらは、雨も止んだしバス停へ向かうことに。
次のバスを逃したら1時間待たなくちゃいけないもんね。

またまた坂道を上っては下り、あともう少し。。。と元気付け合いながらバス停へ。
本当にこんなところ一人で来なくて良かった。。。

みてよ、こんなよ? 坂が急すぎて、家の屋根より高いところを歩いていたりするの。
屋根の上歩いて行こうか。。と思ってしまうくらい。
振り返ったらこーんなでした。
雲が町を覆ってるから、遠くは見えないけど。
まあ、こんなところ、一人じゃ絶対来れなかったし、更に今みたいに時間のある旅じゃなかったら、わざわざブラジルまで来て、こーんな町を訪れようと思わなかったかもしれないから、今来てみて良かった。

教会も町並みも見応えあったしね。
でも、もう一回はいいやーってエリカに言ったら、私もそう思うだって。

そして、無事ベロオリゼンチのホテルに戻って、ゆっくり休んで、次の日はサンパウロ近くのエリカのホームタウン、コンピナスへ。

アランが空港まで迎えにきてくれて、エリカの家に寄った後、3人でアランのお家へ。
そして少しのんびりしてから、アランの妹とその彼と5人でシュハスコを食べに行きました!
ブラジルと言えば、シュハスコでしょうー。
知ってるかな? ウエイターの人がグリルしたお肉を持って回ってきて、好きな部位の肉をすきなだけ切ってもらって食べるの。

赤と緑のカードがあって、緑にしておくともっと欲しいと言う意味、赤だともういっぱいと言う意味。

ブラジル滞在中お肉はいっぱい食べてたけど、シュハスコスタイルのところに行ってなかったから、最後のランチには持ってこいでした!

まずはセルフサービスのテーブルから、サラダとかシーフードとか、お肉以外のものを好きなだけ取ってくる。
このお店にはお寿司もあったんだけど、見てみてびっくり!
イチゴが巻かれてますけどーーーーー!!

アメリカでもイチゴ巻きは見たことないなー(^^:)

でもなんか頑張っている寿司シェフの人、かわいかった。
はちまきに「努力」って書いてあるのが尚いいでしょー??

そして、いよいよお肉の出番。
どんどんきますよー!!!

これはビーフ、スライスの厚さとかも指定できるの。
アランの目が真剣なのが笑えた。

はつだっけ? 鳥の心臓もあったよ!
でもみんなの中でこれが好きなのはエリカだけみたいで、みんな気持ち悪がってた。
私も好きだよー! 日本人も食べるんだよーって言ったら、エリカは喜んでたけど。

ビーフに、ポークにチキン。
骨付きも、無しも、本当にいろんな部位がどんどん回ってくる。

せっかくなので、なるべく違う部位を食べたかったファーブル。
これ食べたっけ? これは違うやつ?? とみんなに確認しながら、かなりいっぱい食べちゃった。

そして、お腹もいっぱいになったころ、アランの妹のジェシカの彼タラが、グリルの写真も撮らせてもらった?と言い出した。

え?どういう意味? と聞き返すと、ちょっと待ってて、と言って彼が何やらマネージャーらしき人のところへ言って質問してる。

どうやら厨房の中に入って写真を撮ってもいいか聞いてくれたみたい。

そして、厨房のみんなに言ってくるからちょっと待って、とマネージャさん。
しばらくして戻ってきて、さあどうぞ! と言われたから、カメラを持って中へ。

厨房の中は大きなグリルですっごい熱気だった!!
こーんな感じでお肉がグリルされてたよー。

そしてサービス精神旺盛なマネージャーさん、ウエイターさんに、「ほら、肉もってグリルの前に立って!」とか、「ほら、切るポーズして!」とか指示してくれちゃってる。 笑

みんなすごい気さくでいい人ばかり。 

そして、お腹がいっぱいで食べなかったけど、デザートカーの写真もぱちり。
中でもこれはユニーク。
チョコレートケーキの上にミニシュークリームみたいなのがのってたよ。
そして、みんなでお腹くるしーいなんて言いながらお店をあとに。

エリカとアランが友達の結婚のお祝いに電子レンジを買わないといけないと言うので、みんなでモールへ移動。

でもなかなか欲しいブランドのが欲しい値段で見つからなくて、みんなでモールをうろうろ。
モール内の広告にまで、日本人っぽいのを発見できるところがさすがブラジル。

1時間くらい歩き回ってたら、みんなが、「そろそろデザートにする?」と聞いてくる。
確かにデザートくらいのスペースは空いたかも? と思って、「OK!」と答えると、みんながぞろぞろとモール内のハンバーガーレストランみたいなところに入って行く。

ん? ここでデザートなのか? と思っていると、アランが何やらひとつ注文。
何を頼んだのかと思ったら、じゃーん!!! 
こんなんが運ばれてきた!

すごくない? たっぷりのチョコレートソースの上に、大量のアイスクリーム。
さらにその上にどっさりと生クリームが乗ってる。

もちろんこれは一人用ではありませんよ?
これを5人でシェア。
南米来てからいつも感じていたことだけど、デザートとかがアメリカみたいに甘すぎないんだよね。
ボニュームは同等なんだけど。

だから結構おいしく食べれちゃって、みんなであっという間に完食。
その後結局このモールにはないから。。ということで、車で別の電化製品やさんへ。
みてみて、こんな素敵なガラス張りになっているのに、窓際に置いてある冷蔵庫は全部中を向いてるから、外からみたら、こんな感じ。。。


こんなところに南米っぽさを感じてしまった(^^:)

でもこのお店では無事欲しいものをゲットできたみたいで、安心して女3人で記念撮影。
左のジェシカ24歳、真ん中ファーブル28歳、右エリカ23歳。
みんなノーメイクだけど、やっぱり二人は顔はっきりしてるから、なんか私だけイケテない?
ま、いっかー。 

てな感じで楽しいブラジル滞在は幕を閉じ、次の日7時のフライトに間に合うように、3時半起きで空港まで送ってもらいました。

エリカとアラン、その家族に本当に良くしてもらって、すっごい楽しいブラジル滞在だったよ。

どこの国にもいい人はいるけど、やっぱり特にブラジルは本当に人がいいと感じました。
エリカたちだけじゃなくて、お店の人や道の人など全員ね。

ブラジルは広いから、まだまだ行くところはいっぱいあるし、またぜひ遊びに来たいな♩


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