テレビや雑誌やいろいろなもので取り上げられているマチュピチュだけど、私は感動が薄れないように・・とあまり見ないようにしていたのよね。
でもそれが逆に期待値を上げたのか、到達したときの最初の感想は、「ここだけ?!」
なんか広い広いって聞いていたのに、そんなでもなく拍子抜け。
ブラジル人の友達、ルイーザが、マチュピチュはインカトレイルを5日かけて辿り着いてこそ感動する!って言っていたのを思い出した。 確かに電車とバスで楽して辿り着く場所場じゃぁないのかもね。
だからみんな、この右に見える山、ワイナピチュに登った時の方が感動するっていうのかも。
でも、やっぱりついに来たかー!っていう感動はあったけどね♪
そして、ここへ来るクスコからの電車のチケットがすごく取れにくいから、それをペンションに手配してもらったがために、クスコツアーに引き続きくっついてきたマチュピチュツアー。
一人で回るつもりだったんだけど、まぁ学びながらいくのもいいでしょう。
今回はキチンと英語だけのツアーで、ガイドのウィニー君もちゃんと英語を話せたしね☆
上からの眺めを堪能してから、市街地の正門をくぐって、、いよいよ遺跡内へ。
上から見るみなれた景色とはやっぱり違って、実際に中に入っていくに連れてワクワクしてくる。
やっぱり見てるだけじゃなくって、ちゃんとここに着たんだーって実感が湧くからかな?
ちなみにここはエコールーム。
この石の間に作られた隙間に顔を突っ込むと、音がすごい響くの!
ここでガイドのウィニー君が教えてくれたんだけど、ここの石にはまだ下の写真のようにでっぱりが残ってる。 これ、石を持ち易くするための取っ手なんだって!
それで積み重ねた後に、取っ手を削ってなくしたみたいで、ここはまだ作業途中だったから取っ手が残ったままだとか。
インカの人って頭いいよねー???
段々になっているマチュピチュの中くらいからお家を見下ろしたらこんな感じ。
屋根の部分に乗っけてた葉は3ヵ月後とに交換していたらしいけど、今ではもちろん無くなってしまって、石だけが残ってるんだよね。
近くにいってみると、三角の部分とか、本当にうまく積み上げてるよねー。
全体が段々畑になっているマチュピチュだけど、横からみるとこんな感じ。
すごくきれいだよね。
この部分とか、どうやってこんなきれいなカーブを描いたんだろうか・・・。
段々畑は山の下のほうまでどこまでも続くよー。
こーんな急なところまで!こんなところで働いていた人たちを考えるとすごいよね!
そうそう、マチュピチュ作りって、税金払いだったんだってね。 税金を国にお金で納める代わりに、マチュピチュ作りの労力で納めることになっていたらしい。 だから、順番に1年に3ヶ月、みんなここで石を積んでマチュピチュを作っていったんだと。
その後は住んでいた人々が、この段々畑で食物を育てて生活していたわけだけど、ここでは15%しかまかなえなくて、残りはクスコから届けられていたらしい。
上からみると高く見えるワイナピチュもマチュピチュ目線だとこんな感じ。
上から見下ろすだけでなく、下からも見上げてみちゃいました。
マチュピチュからは、アンデスの雪山も望めたよー。
お昼に到着して、ツアーで2時間、その後一人で2時間半ほど散策して、ファーブル大満足。
蚊対策に、変なかっこうしてるけど、マチュピチュ、合格です!
17時ごろ、マチュピチュふもとのマチュピチュ村にバスで戻ったときは、もうすっかり暗くなってた。
おなかもすいていたので、シャワーを浴びてディナー。
ここでは、どこのお店も同じようなメニューを置いてる。 なぜかメキシカン料理が目立ったけど。
とりあえず呼び込みのお兄ちゃんがナイスだったお店へ入って、3品コース15ソロ(500円くらい)を注文。
アボガドと野菜の詰め合わせサラダ。アスパラガスのスープ。
そして特産マスと、ユカ。
全部さっぱりしてておいしかったよー!
そしてマチュピチュ村で1泊して次の日、ファーブルはマチュピチュ村でのんびり。
本当はほとんどの人は、朝5時半のバスに乗って、7時から13時の間に先着500人しか入れないワイナピチュに朝から並んで登りにいくんだけど、ファーブルはやめておきました。
マチュピチュ自体には満足しちゃったのに、そこに行くためだけにまたマチュピチュ入場料$40+バス代往復$14払うっていうのも・・て感じだったしね。
それに何より、ファーブルまたある人とマチュピチュに絶対来ることになっているのです。 地盤が緩んでいるから入れなくなるかもしれないと言われているし、その前にまた来れるかは謎だけど、一応来る予定になっているの。
あのワイナピチュ、すごく急で、登るのに1時間かかると言われている・・・。
そんなところ今登っちゃったら、絶対もう一度やりたいとは思わないと思うし、それにそんなに本当に感動するなら、なおさら一人でその感動を味わうのはもったいない!
もしもこの先機会がなかったら、ご縁がなかったということで。
みんなにその感動を今伝えられなくってごめんよー。 But there is always next time。
すべてをやりつくしてしまうのももったいない。
そこで1日過ごすことにしたこのマチュピチュ村、実はアグアスカリエンテスと言って、アグアス=水、カリエンテス=熱い、そう温泉村なのです。
昼間みるとほーんと廃れた温泉街・・・。
マチュピチュがなかったらとっくに潰れているであろう村・・。
1時間くらいで1周できるくらい小さな村なんだけどね。
日本人の子たちは、マチュピチュから戻った日の夜、みんな温泉に行っていたっぽかったけど、ファーブルは疲れすぎて温泉行くこともめんどくさかった。
ここは水着で入る露天のプールみたいな感じなんだけど、ほら、水着持って~、タオル持って~、着替えて~とか考えているだけでめんどくさくない?
しかも夜行っても景色楽しめないし~とかって思って、部屋でシャワー浴びちゃったのよね。
そして、1日あるし気が向いたらチェックアウトしたあと行ってみるか~なんて思っていたんだけど、そう、朝10時を過ぎた頃にはすっごい暑くなってて日差しも強くて、とってもじゃないけど温泉気分でありませんでした(^^;)
朝と夜があまりに寒いからすっかり忘れていたよ・・・。
ということで、のんびりランチ。
また昨日と同じようなコースセットで、メインはペルー料理のビーフとユカの炒め物?? これも、おいしかったよ☆
そして、夕方17時、廃れた温泉村ともお別れをして、クスコ行きの電車へ。
その電車、4時間かかるし、みんなマチュピチュ登って疲れてるから眠りたいモードなのに、車両に8人くらいで乗っていたアメリカ人が、お酒飲みまくってパーティーしちゃっててすっごいうるさかった。
いい大人なのに(50代以上)車両中のお酒を飲み干しちゃう勢いで、他の人のところにカートが辿り着いたときには、お酒切れ。 ファーブルは飲む気なかったけど、「次の駅で補充するから、ちょっと待って」って言われちゃってた他の人は、みんなうらめしそうにアメリカ人グループを睨んでた。
しかも、ほーんと4時間ずぅ~っとぎゃーぎゃーわーわー騒いでて収まらない。
車両中を小学生みたいに歩き回って、ふざけてて、みんなが睨んでいるのにおかまいなし。
あーあー、ああいうのがいるから、アメリカ人って総体的にワガママとかうるさいとか言われちゃうのよね・・・。
私の近くにいた、アメリカ人風のカップルは、「本当に恥だわ!」ってキレてた(^^;)
まぁ私はそんな雑音無視すること慣れちゃってるので、そこまでイライラはしなかったけど。
そんなこんなで、私のマチュピチュは幕を閉じましたとさ。
ペルーは見所たくさんだから、マチュピチュ以外にも、またじっくり来たいな。
空港使用税が高くて、いちいちすべての空港でお金払わなくちゃいけないのが、嫌だけど・・。
次にまた訪れるときまで、ペルーとはさよならして、今夜のフライトで、ファーブル、ブラジルへ向かいます!
3 comments:
>そして特産マスと、ユカ。
ファーブルに食べられた私♪♪♪
初めまして。在米18年のおばさんです。(気は若いですけど)私もいつか、マチュピチュに行ってみたいと思っているので、とっても参考になりました。
ファーブルさんのブログは、とても細かなところまで観察なさっているので、それぞれの町の様子がとってもよく伝わってきます。楽しんで読ませてもらっています。残りの日々を楽しんでくださいね。
haru>そうそう、ラピュタ的よね?
地盤が崩れて入れなくなる前に、ぜひぜひ来てみることをおすすめするよー!
なんなら私が2回目くるとき、一緒に来ちゃう??
koni>一瞬なんのことかと思ってしまったよ(^^;) ユカねー!!
知ってると思うけどお芋。 おいしかったよ!
みったさん>コメントすっごい嬉しいです! アメリカにいらっしゃるなら、南米は近い!! ぜひぜひ行ってみてください! ブログ見ていただいていて嬉しいです。
これからもよろしくお願いします!
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