My 2nd Home Town, NYC!!!!
*写真はTimes Square
2001年ー2006年まで、約5年半を過ごした場所。
21歳から26歳という大人になる時期に、苦労しながら、もまれながら過ごして成長した場所。
日本に帰国しても、いつまで経っても、ここは私の2nd Home!
2年ぶりでも、やっぱり落ち着く場所なんだなー。
心配していた入国審査も、窓口がアジア人だったせいか、思ったよりスムーズに通過できて、NY入り。
空港を出た瞬間は帰ってこれた嬉しさに思わず叫びたくなったけど、そこはぐっと抑えて、でも小声で
”Welcome back to NY! ファーブル!” と自分に言ってしまった。
ゴミゴミした空気、混ざりあった人種、誰がどこにいても、何をしていても浮くことがない。
みんながバラバラで、いろいろで、好き勝手やってるのに、どこかまとまってる、そんな街。
帰ってきましたよー!!!!!!
ファーブル、嬉しすぎ! (^^)v
いつもなら空港を出てすぐイエローキャブ(タクシー)をゲットして、スピードの速い荒い運転にますますNYを感じてテンションが上がるファーブルだけど、いくらホームと言ってもファーブル今は無職の旅人。
地道にSubway(地下鉄)で滞在先まで向かうことにしました。
今回はホステルではなくって、もと私が住んでいたNYはQueensのAstoriaという町に、アパートをサブレットしたの。
サブレットというのは、日本語でなんと言うんだろうか・・??
また貸し?
アパートの部屋を借りている人が、たとえばバケーション中に1ヶ月家を空けるとして、その間家賃を払うのがもったいないから他の人に貸すというもの。
確か一応法律違反。
でも、ホステルとかホテルが高いNYでは、多くの人がやってることなんだよね。
NYに住む人々のインターネット掲示板とかで探せば、すぐ見つかる感じ。
今回私が滞在する先は、日本人女性が一人で住むアパートなんだけど、2部屋あるうちの1部屋をいつも日本人女性限定で貸しているらしく、そこに1ヶ月お世話になると言うわけ。
高いお金払って、場所の悪いところにある汚いホステルに泊まるよりも、1部屋確保できて、安心できる日本人女性と、慣れたエリアで安く住めるんだから、断然お得なわけです。
Subwayに乗って、またまたNYを実感。
ほら、視界に入る人がみんな違う人種。
アジア人の私がいたって、まったく浮かない。
ヨーロッパとかも人種が混ざっているとは言っても、NYほどアジア人が多くなかった。
だから、町を歩いていても、電車に乗っていても、そのあたりでアジア人が私だけっていうシチュエーションも多かったんだよね。
でもここNYではそんなことはありません。
だから余計に居心地いいのかもね。
NYについたのは夕方だったから、空港から1時間ほどSubwayに乗って懐かしの自分の駅に着いたときはすっかり夕暮れ。
あれ?地下鉄なのに地上?って思った人もいるかもだけど、たまーに地上に出る駅もあるんだよね。
サブレットを見つけたときは、Astoriaというエリアにこだわっていただけなのに、滞在先を決定して、詳しく場所を聞いてびっくりしたことに、私が前に住んでいたアパートと徒歩100歩の距離だったの!
だから、なじみの駅で降りて、なじみの道を歩いて、
なじみの交差点を左に曲がって、元住んでいた家を通り過ぎて到着。
到着して、ドアベルを鳴らして、ビルの入り口のドアを開けてもらって、滞在先の部屋があるはずの2階に上ったファーブル、でもあれ?? ドアに表示がないから、2つあるうちのどっちが滞在先かわからない・・。
普通はビルの入り口を開けた時点で、ドアを開けて待っていてくれるものだけど・・??
なんでだ? と戸惑っていると、上の階から、「誰を探しているの?」と声が。 階段の上を見上げると、ヒスパニック系のおばさんと女の子。
サブレットなんて大声で言うものじゃないから、「私の友達が2階に住んでいるはずなんだけど、どっちの家かわからなくって・・、今ドア開けてもらったのにいないの。 変でしょ?」と言うと、
「今、ビルのドアを開けたのは私。 友達を待ってるから、友達が来たと思ったの。」と彼女。
あら・・そうなの? じゃぁルームメイトになるはずの彼女は今不在なのか?? 到着時間を伝えてあったし大丈夫だろうと、電話もせずに来てしまったのがいけなかった。
でも外は雨が降り出してたし、携帯もないし、公衆電話で使える小銭もない。
「すみませんが、ちょっと電話貸してくれませんか? 友達部屋にいないみたいだから・・」とお願いして上の人に電話を借りた。
ルームメイトの携帯番号を聞いておいたから電話させてもらうと、夕食を買いに外に出たところだったみたいで、すぐ戻ってきてくれた。
ルームメイトを待っている間にも、「何か飲む?」とか気を使ってくれる上の人。 「大丈夫、ありがとう」と答えながら、人のフレンドリーさにまたNYを感じて嬉しかった。
NYの人は愛想が悪くて、冷たいっていう人いるけど、東京に比べたらすごくフレンドリーだと私は思う。
どこの国でも大都市に住んでいる人たちは、田舎の人に比べて他人に関心を持たない。 だから田舎から来た人々は、東京の人は冷たいとか、NYの人は冷たい、という感想になるんだろうけど、そこに住んでいる人々はそんな感じは持たないわけで・・・。
更に東京を知っている私からすると、NYは同じ大都市でも他人にフレンドリーだと思う。 それはアメリカ人と日本人という国民性の差なのかもしれないけど。
たぶん日本人だったら、知らない人にいきなり話しかけたりしない。 私も「電話を貸してください」ってお願いするにしても、もっと言いづらかったに違いない。
道を聞くにしても、日本人って ”なるべく自分に話しかけないでくれ”っていうオーラを出してる。 すぐ側にいる他の人が道を聞かれてて、その人が答えられないことを自分が知っていたとしても、話に入っていって教えてあげるっていう人も少ないだろうと思う。
でもNYって、誰かが何かを聞けば、それが聞こえた人みんながわかることを答えてくれる。 自分に直接聞かれたわけではなくても、ヘルプの手をすぐ周りの人みんなが差し伸べてくれる。
NYってあったかい場所なんだよ。 知らない人多いと思うけど。
”他人に深く干渉しない” という大都市ならではの良さの中で、”助けを求めてる人にはためらわずに手を差し伸べる”という優しさもある街。
両方のバランスがうまく保たれている場所だと思うんだ。 だから居心地がいい。
変に頼りあって、甘えあって馴れ合いの中で生きるのではなく、それぞれが自己責任の下に自分の生きたいように生きている中で、”NYに生きる頑張る同士”という仲間意識があったりして。
移民が集まる街だから、どんな人種もどんな国籍の人も、ここで頑張って生きている人はみんな ”ニューヨーカー” なわけで、みんなお互いを尊重して、認め合って生きている感がある。
そう、だから I love NYC!
せっかくなので、大好きなNYの街の写真をいくつか公開。
まずはもと働いていたオフィスのある、ワールドファイナンシャルセンター。 テロで有名なグランドゼロのすぐ裏にあるビル。 この写真の手前がグランドゼロの工事現場で、写真の左から2番目のビルが私が働いていたビル。
いつも降りていた最寄の駅が工事中になってて、地下鉄が止まらず、仕方ないので次の駅で降りて歩いたんだけど、グランドゼロも、ワールドトレードセンター駅が復活してたり、なんか観光客向けのインフォメーションができたりといろいろ変わっていたよ。
オフィスのビルの裏側はハドソン川が流れているんだよー。
こーんな眺め、素敵でしょ?
もともとは自動車会社、クライスラーの本社だったビルなんだけど、1930年に建てられた当時、ウォールストリートのウォールタワーと世界一の高さを競って建てられたらしく、先にこっちが工事が終ったんだけど、後に建て終ったウォールタワーが60センチ高かったのが悔しくて、あとから上の部分の細い塔をくっつけて、一番になったってのは有名な話。 せこいよね?
まぁでもすぐ次の年にエンパイア・ステート・ビルができて、抜かれちゃったんだけどね(^^;)
みんな知ってると思うけど、これがそのエンパイア・ステート・ビル。
手前のじゃなくて、後ろのうっすら明かりのついているやつね。
今度もっと真正面から写真をとって載せるけど、このビル照明の色がシーズンでいろいろ変わるんだよ。 クリスマスにはクリスマスカラーになるしね。
今は秋のスタンダードカラーみたい。9月の頭には国民の祝日のレイバーデイ(労働者の日)があるから、その日には赤白青になるはず。
これはミッドタウンの道。 イエローキャブとか、観光客を乗せた自転車とか、NYっぽいでしょ?
そしてこれは夕暮れのミッドタウンのオフィスビル群。
ファーブルここには1ヶ月滞在予定! 旅というより、いったん旅中断でホームに帰ってきた感じかな。
懐かしの友達と会ったりしながら、リラックスして4ヶ月の旅の疲れをいやしながらEnjoyします!
ブログは続けてアップしていくつもりだから、引き続き応援よろしくー!
3 comments:
しみじみファーブルの日記読みました。
本当にNYは素敵な街だよね^^
写真も素敵だよ!!ブログを通してたくさんNYを届けてね!!
ちなみに、アストリアの写真懐かしい!!ファーブルの家に遊びに行ったのを思い出すよ :)
はるみ>NYやっぱりいいよねー!
良くも悪くもうちらの青春って感じなんだろうね! 笑
なんか一緒に過ごしたあの頃がなつかしー。
また一緒にここに来たいね!
Post a Comment