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Friday

ドラッグと娼婦だけじゃない 2008年8月6日

チューリップと風車の国、オランダのアムステルダムにも行ってきました!

アムステルダムの名前の由来、みんなご存じ?アムステル川をダムで塞き止めてできた町だから、アムステルダムっていうんだよー!
オランダは国土の70%位が海面より低いらしい。

地盤が緩いから、お家を建てるには隣同士協力し合って、家を寄り添わせて建てないといけなかったらしく、人種差別とかしてる暇もなくいろんな人種が仲良く共存できた町らしい。。。

その証拠にほら、ほとんどのお家が傾いてるのよね。。。

そして、昔の名残で、ほとんどのお家の上の方には、ロープをひっかける棒があるの。
土地が海面より低いこの町では、貿易で運ばれてきた荷物を下の階に置いておくと、いつ水浸しになってダメになるかわからないから、上の階に運ぶ必要が あって、家の上からロープで引っ張り上げて、窓から上の階へ荷物を運んだんだって。

そんでもって、水に近く風も強いこの町では、荷物を上に上げる際に突風が吹き付けて、荷物が家に当たって窓が割れたり、家がダメージをくらったりしたものだから、その被害をなるべく避けるために家が前かがみに建てられたんだって。そうすれば、多少荷物が風で揺れても家に当たらないからって。面白いよね。

だから、お家は倒れそうな感じに、前屈みになっております。
わかるかな?



しかも土地の少ないこの町では、家の幅によって税金が決められたらしく、お金のある人は幅の広い家、ない人は狭い家を建てたんだって。
そんでこれが、アムステルダム中で一番幅の狭い家。

現在も誰かが部屋を借りて住んでいるらしいよー! その幅2メートルもない感じ。
中はどうなってるのか見てみたいよねー!


そんなアムステルダムですが、ここは娼婦とドラッグでかなり有名だよね。
なんかこの2つだけ聞くと、治安悪そーって感じだけど、特別他に比べて悪いとは感じなかったかな。

でも建物を見ながら歩いていると、ふと、下着姿で気だるそうに窓の外を見ながらタバコを吸っているお姉さんと目があっちゃったりして、気まずかったり。

娼婦が合法ってどうなのよねー。 違法にしても失くならないし、合法にした方が管理できるからって理由らしいけど、合法だと悪いことをしている気にならなずに数は増える一方で、人間の秩序的に良くないんじゃ?と思うんだけどね。

しかも、ドイツの裸文化に引き続き、ファーブルの中で理解できないのは、あんなに堂々と、ほぼ裸の姿を毎日道行く人にさらしていて、思いっきり自分は娼婦だっていうのをアピールして、普通に暮らしていけてるのが不思議。

学生さんも多いみたいだけど、先生とか、クラスメートとかどんな気持ちなんだろう? 誰もそういうこと気にしない文化なのかなぁ??? うーん。 理解できない。

ちなみに、娼婦は下は18歳から、上は74歳までいるらしいよー。たまーに、年配の人が下着姿で窓からポーズ取ってるのを目にしたけど、はっきり言って気持ち悪かった。。。。
年のわりにナイスバディとかでは決してないんだよー!?
高いお金を払ってまで、ああいうのを好む変わった人々もたくさんいるってことだよね。。。

そうそう、ここゲイも多いのです。ゲイの娼婦がいるかは知らないけど、ゲイのファッションショーみたいのやってたよ(^^)


男の人って足がまっすぐできれいだから、ゲイの方が女性よりキレイに見えたりするよねー。
上目使いのポーズとっちゃって、かわいくない? この人たち 笑


そして何より、ここに来たら絶対に行かなくては!と思っていた場所が、アンネの日記の、アンネフランクの隠れ家。


着いた日の夕方、さっそく心して行ってみたけど、中に入って、彼女たちが2年間隠れ家として暮らしたこの場所で、壁に書かれた彼女の日記の抜粋を読んでいると、言葉では表せないほどの痛み、哀しみ、人間の酷さを感じて涙が止まらなかった。

もう何度も読んだ本の中からの抜粋。
本当にあった話だと、ずっと前からわかっていたこと。

でもやっぱり、彼女たちの実際に暮らしたその場所で、改めて読む彼女の言葉は、心にずっしりと重くて、今までの自分が本当には何も理解できていなかったこと、そしてきっとこれから先も、彼女たちの辛さを本当には理解できないであろうことを私に改めて感じさせた。

もう過去のことで、今私が何もできないんだけど、せめて2度とこういうことが世界のどこでも起きないことを願う。

ちょっと気分が落ちたアンネの家の訪問の後は、早めに眠りについて、次の日はアムステルダムから電車で30分のミッフィーの街、ユトレヒトへ行って参りました!!!

ファーブル小さい時、ミッフィーちゃんの絵本が大好きで、ぬいぐるみも持ってたんだよね。 小さい時から喘息で、注射なんて慣れっこだったファーブルだけど、6歳くらいの時に初めて点滴を受けることになった時はかなーり怖くて、病院のベッドでミッフィーちゃんを抱きしめてたのを今でも覚えてる。

ミッフィーちゃんの著者、ディックブルーナの博物館を訪ねて行ったこの町だけど、まったく観光地化してなくって、小さくかわいい町には、教会の鐘の音が響きわたってて、なんだかすんごーく気に入っちゃった!

駅からディックブルーナハウスに向かう途中には、こーんな信号機もあるんだよ。


かわいいでしょー!!! これで青信号のときにミッフィーちゃんが歩いてたらもっとかわいいのにね(^^)

それにしても自転車大国のオランダ、日本に負けずと駅前には自転車がずらり。

土曜日だったからか、マーケットもやってて、オランダ名物黒いあめも売ってたよ。これって何でできてるんだろう? グミみたいにやわらかくて、甘目のと、しょっぱいのとあるんだけど、ファーブルの好みには合いませんでした。とくにしゅっぱいのは、うげ!って感じで口から出しちゃったよ。。。

ベルギーで出会ったMargotの好物らしく、絶対食べてみてねー!って言われてたから買ったんだけど、嫌いだったのでインフォメーションのお姉さんにあげちゃった(^^;)
のーんびり歩いてたら、たどり着きました! ディックブルーナハウス!


ここには今まで見なかった日本人がいっぱいいてびっくり。


入り口すぐには黄金ミッフィー。

世界中の言葉に翻訳された絵本がずらーっと並んでたよ。

オランダ語での名前は Nijntje っていうんだよね。
これ、ふわふわの小ウサギって意味なんだってさ。

英語に訳された時に、バニーじゃぁそのふわふわ感と小ささが表されないからって、ミッフィーって名付けられたらしい。

だから、日本語の訳もうさこちゃんっていうのと、ミッフィーっていうのとがあったよ。
私はどっちを読んでたのか覚えてないけど。。。

でも私、何故かこのミッフィーのことを、ブルーナちゃんって読んでたんだよね(^^;)
それ作者の名前なのにね。。。?
小さいけど、子供の遊ぶ場所とかもいっぱい工夫されてかわいい博物館でした。でも残念だったのは、お土産コーナーに置いてあるものがすべて日本制だったこと。
日本語でミッフィーとか書いてあるし。。。

やっぱりキャラクタービジネスが盛んな日本くらいしか、こんなにグッズを作らないんだろうねー。

姪のために何か買おうと思ったけど、日本で買えるものをわざわざ高い値段で買って送るのはバカバカしいのでやめました。 こっちだけのオリジナルとかあればいいのに、残念。

でもとりあえず本当に小ぢんまりして情緒あるこの町、雰囲気もすべて気に入っちゃって、思ったよりも来たかいがありました。


そしてアムステルダムに戻ったあとは、前働いていた会社のアムステルダムオフィスの人に、オランダらしい風車の見えるところに連れていってもらいました!
そこには、犬のような奇妙なやぎが。。。
このお家なんて、壁も瓦だよー!

いかにも子供の時に描いていたオランダ!っていう風景を堪能したあとは、ディナーに連れていってもらいました。
彼を知っている人、なつかしいかな??
またまた良くしていただいて、感謝感謝のファーブルでした。



なかなか順位があがらなーい!!
みんなご協力よろしくねー!!

*コメントは承認してから載るようにしてるので、すぐには確認できないけど心配しないでねー!!

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2 comments:

Anonymous said...

アムステルダムの由来ってそうだったんだ!
しかも、ほんと家が面白い!
その土地土地によって、色々工夫された家が出来るもんなんだね。
ゆがんでる建物や、
税金が理由で、2㍍幅の家も面白かった。

今回のヒットは、
ミッフィーちゃん信号機♪
超かわいい!!

ファーブル said...

Koni>忙しい中コメント ありがとう! ほーんと人間ってよく考えるよね-。
なにげないことにもひとつひとつに意味があったりするから面白い。
ミッフィーちゃんかわいいでしょ-! 日本もキャラクターがあんなに得意なんだから、もっと隠れ信号機とかあったら面白いのにね--(^^)