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Saturday

パリでアート三昧の日々 2008年6月29日

パリに来てから何気にもう6日がたちました!

早い早い!! 


ヴェルサイユに行ったときに、4日間有効のミュージアムパスを買ったので、昨日までの3日間は美術館や観光名所をひたすら一人で巡る毎日でした!


まずは一番有名なルーヴルへ。


このミュージアムは規模が大きいから、全部みるとしたら何日もかかると聞いてはいたけど、私はあんまり銅像系に興味がないので、絵画だけだったら2時間程で足りちゃった。


しかも、私は個人的にこのミュージアムはあまり気に入らなかった。

というのも、これでもか!ってくらい壁がアートで埋め尽くされてて、なんかしつこい。

美術館って空間造りがすごく大切だと思うんだよねー。

でも、ここは一つの壁に複数の絵画が飾られているから、一つを集中して見ることができないの。 私は絵を見るとき、近くで見たり離れてみたりしたい人なんだけど、離れると視界にいっぱい入っちゃうんだもん。 なんか疲れちゃう。


数が多ければ良いというものでもないからねー。


置いてあるものはもちろん質が高いんだろうし、スペースがある分大きな作品をどーんと置くこともできて良いんだけど、空間があんまり落ち着かなかった。



そうそう、モナリザも見たけど、すっごい人だかりでびっくりしちゃった。

みんな絵自体に興味があるというよりは、モナリザを見たという証拠写真を撮るために必死なの。 

だからあえてこんな写真を撮ってみました(^^)v




そして、他にはお決まりのエッフェル塔ももちろん行ったよ!

でもすっごい混んでいたから、上には登りませんでした。

まあ一人で行っても仕方ないしね。


そして凱旋門。

ここはそんなに混んでなかったから上に登ってみました!

曇っていたのが残念だったけど、パリ中が360度見渡せて楽しかった。




これが上からみたシャンゼリゼ通り。




エッフェル塔も近いからこんな風に見えるの。

パリって高い建物があんまりないから、エッフェル塔とかすごく高く見えるよね。


ちょっと見づらいけどこれはパリのニュータウンエリア。

真ん中の四角いのが新凱旋門と言われているやつ。


お決まりの観光名所を回った後は、また美術館巡りへ。

一番面白かったのは、Nissim de Camondo美術館。

Camondoという人が18世紀の家をイメージして、知り合いの建築家に頼んで家を建てさせて、さらに18世紀の家具などをコレクションして飾って住んでいた家を、死後そのままフランス国家に寄付して、美術館として保存されているものなんだけど、この人のセンスが光るすごく素敵な家だった。

それぞれの部屋が用途に合わせて飾られていて、設計の段階から部屋のサイズと家具のサイズを深く考慮して家具選びをしていたんだって。
壁に飾られている絵のサイズなんかもぴったりで、飾りたい絵が決まっている場所は、それを基準に部屋を設計して、パーフェクトにマッチする家具が見つかるまで何年も費やしたこともあるみたい。

この人自身は20世紀の人なんだけど、こんな素敵なお家で家族で生活していたなんて。
すごいお金持ちだったから、召使いさんとかも何十人も一緒に住んでいたみたい。
とーっても大きなお家でした。


そして、その後はモダンアートを見に。
NYのもそうだったけど、モダンアートの美術館って、建物の造り自体が面白いよねー。 

ここは建物を見たとき、こんなに大きいのー?ってびっくりしたんだけど、実は美術館は4−7階だけで、あとは映画館とかが入ってるの。


モダンアートって本当ピンからキリまであって、これもアートって呼んじゃう?みたいなものとか多いけど、これは面白い!と思って気に入ってしまった。

わかるよね? 抱き合っているカップルの女性の方が、男性の後ろで別の男性とキスしてるの。
このアーティストは彼女に浮気でもされたんですかねー?


ミュージアムパスとは言うものの、教会など他の見所も含まれているので、かなり有効活用していろいろ回っちゃった。


これは13世紀に建てられた教会で、セイントチャペル。
すごく狭いんだけど、2階部分のこのステンドグラスはすごかった!

そして、パンテオンにも行ってきました。
これも他とは規模が違くて、広かったー。


そうそう、美術館巡りをしている毎日でも、それ以外もちゃんとしてましたよ。
ここはパリで一番と言われているマカロンの老舗。
スミノフのルイーザとかがマカロンを食べたことがないと言っていたので、仕事で忙しいみんなのために、少し購入。


他のペイストリーもおいしそうでかなり目がいってしまったけど、持ち歩くには溶けてしまうだろうし、何より高いし、今回はマカロンだけで。
マカロンも小さなやつで一つ1.5ユーロするんだよー? 高いでしょ?


そうそう、NYの地下鉄に負けず劣らずパリの地下鉄駅構内も、いくつかにはアートが溢れているんだけど、面白いものを見つけました。


正岡子規の俳句、フランス語バージョン。
遠くから見るとこんな感じになってて、他にも世界中からの言葉が飾られてるみたい。





さてさて、ミュージアム巡りの日々も最後の日、ルーヴルの次に人気と言われるオルセー美術館にも行ってきたよー!


ここは昔、駅舎だった場所を美術館にしたもので、建物自体も興味深い。


ちょっと順番にアートを見て回るには回りづらいんだけど、空間を素敵に利用していて、それぞれのアートがちゃんと尊重して飾られていて、今まで人生で行った美術館の中でも、私の中では上位に入る美術館となりました。


空間造りが上手で落ち着くし、絵画と銅像系がうまく混ざってさりげなく置かれていて、自然とその空間に溶け込んでいけるんだよね。
置いてある絵とかもファーブルの好きな印象派がメインだったこともあり、かーなり気に入っちゃった!


テラスからの眺めもよかったよー。



土曜日ということもあって、予想外に閉館時間が早くて全部見切れなかったので、ここはまた必ず訪れるであろう美術館となりました。


ほとんどの場所を回り終わって、歩き疲れていたんだけど、他の全ての場所が閉まっている夕方6時過ぎ、そういえばノートルダム大聖堂はまだ開いている。
ここは写真を撮っただけで登っていなかったので、ミュージアムパスに含まれていることだし、せっかくなので登ってみることに。


ながーい行列で待つこと約1時間。
400段くらいある階段をひたすら登ってやっと上に到着。


またまたパリの眺めを360度堪能してみました。



さて、4日間でパリの主な見所、ミュージアムは回れたかなー。
他にもパスに含まれていなかった面白そうな美術館もあるから、また他の日に行ってみよう。
とにかくパリには大小70あまりの美術館があるらしいからねー。
アート好きのファーブルとしてはしばらくやることがなくならなそうです。

そうそう、しばらくかけずにいる間に、どーんとランキング落ちてますね。。。。
びっくり。 みんなー引き続き応援よろしくね!

*コメントは承認してから載るようにしてるので、すぐには確認できないけど心配しないでねー!!

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