ところで、昨日までプラハにいたんだけど、着いた日はさんざんでした。
というのも・・・イタリアのミラノからプラハまで飛んで、プラハの空港に到着したのは１４時ごろ。
BENはポーランドから電車で同じころプラハ入りする予定だったから、ホステルで待ち合わせることにしてあったんだけど、空港からホステルへはバス・地下鉄・路面電車をのりついで１時間かかるとホステルのサイトに書いてあった。
BENをなるべく待たせないように急ぎたかったんだけど、空港のターミナル内のATMがことごとくOut of Serviceで、隣のターミナルまで重い荷物を背負って歩かされたファーブル。
やっとのことでチェコのお金をゲットして、バスのチケットを購入。 バスに３０分ほど揺られて、地下鉄の駅までたどり着いて、そこからもどうにか地下鉄に乗って、目的地へ。
そこからは路面電車の９番にのりついで、とある駅まで行かなくちゃ行けなかったんだけど、どこをどう見ても、９番のラインに目的の駅名がない。
駅名が変わったのかなぁ・・？
それとも路面電車の番号が違うのかなぁ・・といろいろ見てみるけどどこにもその駅名が見つからない。
だけど、その駅は４つ目の駅と書いてあったから、一か八か４つ目で降りてみることに。
９番のラインで片方の方向には３つしか駅がなく、反対方向にはいっぱい駅があったから、そっちの方向に乗って４つ目の駅で降りてみたファーブル。
でも指示された道がみつからない。
どう歩いてもその名前の道はない。
あれー、やっぱりこの駅じゃないのかなぁ。
途方にくれるファーブル。 荷物は重いし、気温は高くてすごい暑さ。
バテバテ状態で、そこに止まっていたタクシーの運転手にアドレスを見せて聞いてみると、今来た方向を指差してる。
えー？戻るの？？
疲れたしタクシーに乗ってみようかと値段を聞くと、ちょっと高い。
もしかしたら観光客目当てのぼったくりかもしれないし、やっぱりやめて、近くに座っていた男の子に道を聞いてみた。
そしたらその子、道はわからないけど、駅名は知っていた。
そして、路面電車に乗れば着くよと。 やっぱり来た方向を戻るみたいなことを言ってる。
逆方向に乗っちゃったんだ・・・と疲れながらもう一度反対方向の駅名を確認するけどやっぱり見当たらない。
困っていると、その子が路線リストを見て悩んでいる私を見て、また近づいてきてくれた。
「これに駅名がないんだけど・・」と聞いてみると、「あー、今工事してるから、そこまでいかなくなっちゃったんだー」と彼。
本当は最初に乗った駅から反対方向に乗って、最後の駅が目的の駅だったみたいだけど、工事のせいでその１つ手前で止まっちゃってるから、駅が３つしかなかったみたい。
そりゃわかんないわー、と どっと疲れながら、しかたないのでまた逆方向に乗って戻ることに。
彼が言うには最後の駅でおりて、その道をまっすぐいけば目的の道が見つかるからとのこと。
すっごく心配してこと細かく教えてくれてすごく優しい子だった。
とりあえず彼に元気付けられて、最後の駅で降りてひたすら歩くファーブル。
荷物は重いし、暑いし、何よりプラハ、坂が多い。
疲れたー重いーもう無理ーと一人で思いながら、やっと目的の道を発見！
そこを曲がって、アドレス１０番を探すけど見つからない！
レストランに入って聞いてみると、この道じゃなくてあと２ブロック進んだところだよと。
よーく見てみると確かにスペルが１文字違ってた。
なんでこんな似てる名前付けるのよー！と心の中で文句を言いながら、さらに歩くこと１０分ほど、ようやく目的のホステルを見つけた。
やっと見つけたー！！！ 空港に着いてからすでに２時間ほどたっていた。
BEN,遅くなってごめんよーと思いながら、ドアベルを鳴らすけどドアがいっこうに開かない。
頼むよ、こっちはヘトヘトなんだから・・・と思いながら、何度も鳴らすけど音沙汰がない。
嘘でしょう・・・と思いながら、連打で鳴らすとやっとドアが開いた。
と、ドアを開けてくれたのはBEN。
そして、「ここ、誰もいないみたい」とBEN。
約３ヶ月ぶりの再会を喜ぶ暇もなく、「は？どういう意味？」と私。
重い荷物を背負って２時間さまよった上、朝パンをひとつ食べただけで何も食べてなく、体力と気力の限界だった私。 意味がわからなかった。
とりあえず中に入ってみると、アパートみたいなつくりになってる。
でもどの部屋がホステルなのかわからない。
しかも全体的に人のいる気配もない。
BENによると、BENが着いたときもドアを開けてくれたのはカップルで、彼らもホステルを予約していたのに誰もいないからあきらめて出て行ったのだとか。
かなり信用度の高い、有名なホステルサイトでランキングもかなり上位だったはずのホステル。
今まで同じサイトでずっと予約してきてこんなこと１度もなかったのに。
しかもこのホステルOPENしてまだそんなに経っていない新しいホステルのはずだった。
潰れるにしては早過ぎないか？？ デポジットも払ってあるのに？！
でも文句を言ってても仕方ない。
あきらめて私たちも別のホステルを探すことに。
やっと休めると思ったのに、また振り出しだ。
とりあえず、町の真ん中に戻って、BENの持っていたパソコンでホステル探し。
でも、週末だったこともあってどこも埋まってる。
やっとあいてるホステルを近場で見つけたから、ネットに載っていた住所を頼りに行ってみた。
が・・・またまたそこも誰もいない。 しかも見た目的にもかなーり廃れたビル。
どうなってんのよー！！！！！！ プラハ！！！
本当にありえない。
さまよっている途中にホステルを見つける度に聞いてみるけど、空いてない。
これ以上歩きたくないし、ネットでさっき調べた他２つのホステルの電話番号を、調べてもらって電話してみたら、ひとつは電話が使えなくなってて、ひとつは空きがない。
なんで？信用度の高いサイトに今も載ってて、今だって予約できる状態になっているのに存在しないってどういうことなの？？？
途方にくれながら、町のINFOに向かったけど、時すでに７時。
INFOすら閉まってしまっている。
二人でプラハの町をさまよいながら、「もううちら今日はストリートで寝るのかなー」というと、「いやいや、最悪２４時間のマックがあるよ」とBEN。
本当この経験を一人でしているのでなくて良かった。
BENと一緒だから、一人じゃないから、こんな状況でも冗談言って笑えるし、ポジティブになれるというもの。
でも本当にもう限界、歩けない・・と思った頃、個人でやってる旅行者向けのホテル予約場所を発見。
もう好みなんて言ってられない。
ここからなるべく近くて、２人で２泊できるところならどこでもいいから見つけてくださーい！！とお願いして、いくつか電話をかけてもらい、やっとのことでホテルを見つけられたときはすでに８時を回っていた。
ホテルというよりアパートの１室を貸しているような感じのところだったけど、きれいだったし、キッチンや冷蔵庫もそろってる。
何より、今夜寝る場所があるってだけでこんなに安心するとは。
もうお腹ぺこぺこだった二人は、とりあえずシャワーを浴びてディナーへ。
やっと、写真も撮る余裕ができました。
夜はぐっすりと寝て、次の日は朝から行動。
なんたって２泊のうち、最初の１日はホテル探しで終わっちゃったから、この１日しかないんだもん。
とりあえず町の中心からスタート。
前日嫌ってほどいったりきたりした場所。
ホテルを見つけてくれたINFOの近くには、こんな素敵な時計台。
なぜかプラハは時計の数が多いんだよねー。
荷物を背負っていなければ、こんな坂道も町並みを見ながらエンジョイできるというもの。
眺めもいいしねー。
プラハではいたるところで、ミュージックが聞こえてくるの。
お城へ向かう橋からの風景もいい感じ。
お城の中ではこんなものをかぶって写真を撮ってみました。
友達と二人だと、こんなふざけた写真も撮ったりできるから楽しいよね。
ちなみにこれは後ろの銅像のマネしてるつもり（＾＾）
チェコの伝統的料理も食べたけど、軽食としてはいたるところにあったのがこのホットドッグ。
軽食にしてはかなーり大きいから、BENとシェアして食べたけどおいしかったよー。
ソースはケチャップマヨネーズがミックスされたものみたい。
ヨーロッパの夏は陽が長いから、朝から行動してたら１日でも十分すべて回れちゃった。
プラハは小さい町だしね。
でもプラハ、もっと特別素敵なのかと思っていたけど、他のヨーロッパと大して変わらない気がしたのは気のせい？？
みんながプラハと特に絶賛する気持ちはちょっとわからなかったかも？
でもかわいく趣きある町にかわりはなかったけどねー。
出だしはかなーりさんざんだったけど、とりあえずエンジョイできました！
まぁこれも全て一人じゃなかったっていうのが大きいかもだけどねー。
あ、あと、プラハは人がすごく良かった。
みんなこっちが聞く前に、大丈夫？って声をかけてきてくれたり、道を聞いたらそこまで連れて行ってくれたり。
BENといたせいもあるかもだけど、変なナンパにも出会わなかったしね。
あっという間の２泊だったけど、BENととりあえず別れて、一足先にパリへ。
最初以来、荷物を背負った写真を撮っていなかったので、BENに撮ってもらっちゃった！
さてと、ファーブル今日はパリに到着しましたよー！！！
憧れのパリ！ すっごく楽しみ！
＊コメントは承認してから載るようにしてるので、すぐには確認できないけど心配しないでねー！！
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