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Sunday

メディチ家の財力に圧倒! 2008年6月12日

フィレンチェ3日目は、まずはピッティ宮へ行ってきました。
実はローマを去るときにチラッと出会った、日本人の女の子にお勧めされたんだよね。
彼女はイタリア大好きで、毎年来ているらしい。
もともと気にはなっていたけど、一番のお勧めというので一番最初に行ってみました!
フィレンチェといえば、大富豪メディチ家が有名だけど、ここもメディチ家のコジモ1世が、大商人のお家を買い取って改修したのが始まりで、1859年まで、歴代トスカーナ大公の住居として使用されていたとだけあって、造りがやっばいの!!! 
中は、建物をそのまま生かして、パラティーナ美術館をはじめ、複数の美術館ができていて、外には広大なボーボリ庭園があるんだけど、本当にここは全部あわせて18.5ユーロ払っても来る価値がある!
美術館の美術品そのものよりも、この建物の内装についつい目が行ってしまうほど、本当に豪華で華やかな造りなの。
ヨーロッパの建物って、どこも内装が凝っているから、いっつも天井を見上げながら歩いているんだけど、でもここは他のどことも比べ物にならないくらい美しかった。
これがお家だったなんて、ほんとどんだけお金持ちだったんだ!って感じだよね。

ここには、コスチューム美術館なども入ってるんだけど、そこも昔の洋服がそのまま展示されてて興味深かった。 写真は撮れなかったんだけどねー。
あ、でもこのボタンコレクションもかわいくない?
ガイドブックでは一番お勧めにはなっていないし、川を越えたところにあるから、1時間とか並ばなくちゃいけない他の美術館に比べて、観光客も少ないんだけど、確かにここはフィレンチェで一番良かった!
人が少ないっていうのが逆にまたいいよね。 入場料が高いっていうのもあるのかなー?
でもみんなもフィレンチェに来たら、ぜひぜひここは見逃さないでほしい。
美術館を堪能した後は、お庭へ。
広大な上に、小高い丘になっているから、歩き疲れちゃったよ。
でも、公園の中ごろにあるカフェからはこの眺め!
そして、どうにか迷いながらも裏の出口に出て、そのままミケランジェロ広場を目指してひたすら歩き続けたファーブル。
地図上では裏の出口から近い感じだったんだけど、ミケランジェロ広場もまたまた丘の上にあるもんだから、こーんな坂を上っていかなくちゃいけない。
朝から何も食べていなかった上に、すごい暑さで、かなーりバテバテだったファーブル。
だって、どっかでサンドイッチでも買おうと思ったら、この辺まったくお店がないんだもん!
どうにかお水は持っていたから良かったものの、かなーり疲れて、やっと頂上のミケランジェロ広場へたどり着きました。
これはもちろん本物ではなくコピーだけど、ダビデがそびえ立っております。
そして、疲れを忘れさせてくれるのが、登りつめたところにあるジェラート屋さん・・じゃなくて、この景色!
川の向こうのフィレンチェの町並みが一望できるんだよねーー!!!
公園から見たのより、さらに高い位置にあるから、また違った眺めで良かったよ。
すっごいきれいだったよー。
しばらく頂上の広場でボーっと景色を見ながら、風に吹かれて休んで、さてさて、またまた町へ戻ることに。
頂上のジェラートと眺めで少しは元気を取り戻したファーブル、下りは別のルートから帰ったら案外楽チンでした。
そして橋を渡ってすぐにある、サンタ・クローチェ教会へ。
ここは、ミケランジェロ、ガリレオ・ガリレイをはじめ、フィレンチェを代表するたくさんのアーティストが眠る場所なの。
ミケランジェロのお墓は一番綺麗だったので、お墓を写真に撮るのって変な感じがしたけど、みんなに見せるために撮って見ました。
しばらく教会で涼んだあとは、もう今日のノルマはこなしたし、すっごい疲れたし、ホステルに戻ろうかなーと思いながら町をふらついていると、道に絵を書いている人を発見!
えー! すっごいうまい!! しかもこの人日本人っぽいなーと思ってジーっと見ていると、チップを入れるボールの横に、"Thank you ありがとう"という字が!
あ、やっぱり日本人なんだーと思いながら絵を描く彼の手の動きをジーッと立ち止まってみていたファーブル。
チョークみたいので書いてるんだけど、色を入れてそれを手でぼかしていくのがメイクみたいで面白かった。 
ポリスも、他の車も、彼をよけて通っていくし、四角く囲まれた線が道に書かれているし、たぶんここは書いていい場所なんだろうなーとは思ったものの、なんか興味津々になってしまって、ポツッポツッと降りだした雨に、心配そうに空を見上げながら作業をしている彼が、ちょっと手を休めた瞬間、思い切って”雨降ったら消えちゃいますよねー”と、話しかけてみました。
ふっと顔を上げて、”消えちゃいますねー”と返してくれた彼の名前は順司くん。
好奇心旺盛のファーブル、気になることがあると聞きたくてしょうがない。
いろいろ彼に話を聞いてみると、どうやらここはお金を払って許可をもらって絵を描くところみたい。
書き終わった後はその日のうちに自分で消さないとなんだって。
でも、完成させることよりも、その過程で観光客からもらうチップを稼ぐために書いているんだってさ。
だから、ゆっくりゆっくりわざと時間をかけて、書き上げるんだとか。
彼はフィレンチェの国立芸大で絵の勉強をしながら、月・火はここで小遣い稼ぎをしてるんだって。
それにしても上手だよねー!!!
NYもアートな町だけど、こんな風に道に書いていい場所なんてないよなー、たぶん。
面白いシステムだよね。 そして、絵の好きなファーブルは、簡単にこんなに上手に書いてしまう彼が、うらやましかった。
せっかくの出会いだったので、2日続けて彼とお話に行ったファーブル、メールアドレスを交換させてもらったら、後日完成した写真を送ってくれました!
なんて気が利くんだ!!
それがこれ。
枠からはみ出した腕の立体感とかすごいよねー。
やっぱりあそこで絵を描いてると、私みたいに話しかけてくる日本人旅行者がたまにいるんだとか。
もちろん許可をもらって載せてるのでご安心を。
みんなもフィレンチェに行って彼を見かけたら話しかけてみてくださいな(^^)
*コメントは承認してから載るようにしてるので、すぐには確認できないけど心配しないでねー!!

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2 comments:

Anonymous said...

Wow!! この絵すごいね!
この迫力と立体感!!そうゆうのを日本人の人が描いたと思うと、とっても嬉しいね!!


豪邸の写真もすごいし、なんかすごいな~ヨーロッパ!!!!!!

ファーブル said...

はるみ>でしょでしょ??? すごいよねー! そう、日本人が書いてるんだーって嬉しくなっちゃった☆