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Wednesday

砂漠ツアー 2008年5月16日

さてさて、エジプト2日目からは2泊3日で砂漠ツアーに参加してみました!
もともとはモロッコで砂漠に行こうと思っていた私。 
でも、ホテルの人から見せられた写真をみて、即決め! 白砂漠やら黒砂漠やら、どうやら砂漠のバリエーションはエジプトの方が多いみたい(^^)
ついた日に申し込んだんだけど、行く前に聞いてみたら同じホステルから行く人は他にいないとのこと。
え? 一人? ケープタウンなどで団体のバスツアーに慣れていたファーブルは、ツアーが一人のこともあるなんて考えても見なかった・・・。
でも、ジープはどっちみち4人しか乗れないから、他に4人グループがいても、私は一人になってしまうとのこと。 確かにそうだ・・・・。
がーん。 砂漠でアラブのおっちゃんたちと夜を過ごすなんて危険では???
でも、とりあえず「他にもキャンプしてる人はいるから大丈夫! それに他から来る人もいるかもだし」とホステルの人に元気付けられて、しぶしぶ出発。
お金も払っちゃったし、今更チョイスはないもんね・・。
ちょっと不安をかかえながら、意味不明なアラビア語だらけのバス停に行き、ここに来たバスに乗るようにとだけ言われて、バスターミナルに放置されたファーブル。 
さてさて、どうなるんだー? と待っていると、韓国人のグループがやってきて、近くに座った。
どうやら同じバスを待っているようだ。 旅行客が他にもいることにちょっと安心するファーブル。
すると、続々と日本人の団体、白人さん、と増えてきて、どうやらこのバス観光客だらけになるみたい。
待つこと20分。 ようやくバスが到着。
チケットを見せて乗り込んだら、先ほどの日本人の団体が先に乗っていた。 なんとなく安心なので、日本人の女の子の隣に座ってみたファーブル。
話しかけてみようかなーなんて思っていると、白人さんが、私の席どこ? とバスの人に聞いてる。
そして、その彼が指差した先は私の席。
え? このバス席決まってたの?
慌てて立ち上がって、「ごめん、席が決まっていたとは気づかなくって・・」 と言いながら、バスの人に自分のチケットを見せたら、私の席まで案内してくれた。 
だって、チケット全部アラビア語。 読めない・・・
さらに数字は2つ書いてあったけど、それが何を表すのかわからないし、バスの中の席順はアラビア数字で書いてあるんだもん。 ファーブル、この時点では勉強不足でした。 
まだついて2日目で、アラビア語の数字すらマスターしてなかったの。
結局隣は韓国人の女の子。 しかもその子は座るなり寝はじめちゃったから話せず。
ツアーの目的地バハリヤまでは、バスで5-6時間。 もう本当、寝るしかないよねー。
途中休憩所によって、外に出たときに、他の日本人の子たちに話しかければよかったんだけど、実はファーブル、こう見えて結構人見知りなのです。
さぁ話しましょう!っていう状況でもなく、特に自分が一人で相手がグループだと、話しかけられない。
結局そのまま誰とも話さずまたバスへ。
すると、もう少しで目的地!っていうところで、バスがパンク。
まぁこんなの想定済みだけど、砂漠の真ん中。 大丈夫かー?
とりあえず外に出るみんな。
韓国人や、日本人のグループたちは、道の脇にすわって、だまって様子を伺ってる。
どうやら彼らは英語を話さないようで、状況を確認しようとも思っていないみたい。
ところが、オーストラリア人、イギリス人、アメリカ人の女の子たちは、
「どうなってるの? 誰か英語できる人状況説明して!」とワーワー言ってる。
とりあえずファーブルも状況を知りたかったから、ワーワー言ってる子たちに、どうだって?と聞いてみた。 すると、彼ら無視してまったく質問に答えてくれないのよね。 ホントこの国の男は女をなめてる!って怒ってる。 そしてみんなで、エジプトにきてからこんな嫌な思いをした、私はこんな目にあったっていうのを話して盛り上がりはじめた。
うーん。 確かに嫌だし私も文句あるけど、そこまで言うなら帰ればいいのでは? と言いたくなってしまうくらい、すごい言い様だった。
彼女らをおいて様子を見に行くと、どうやらバスの中に予備タイヤがあって、交換しようと試行錯誤している。
すると、フランス人だという子が、つたない英語で私に状況を聞いてきた。
「私フランス人だから、英語上手じゃなくって・・みんなは何を怒ってるの? 私たちどうなるの?」
「あー、大丈夫っぽいよー。 予備タイヤあるし。 交換したら進むでしょうよ。 もう近いみたいだし」
とそのフランス人の子に答えると、文句を言っている白人女子グループから抜けてきたイギリス人の子が、「本当? 予備タイヤあったの? よかったー!」と会話に加わってきた。
そして、お互いどこ行くの? という話になり、どうやらこのバスに乗っている人全員、ツアー会社はそれぞれ違うものの、同じようなツアーに行くらしかった。
イギリス人の子はまだツアーは申し込んでいないらしく、私のパンフを見て、これネットに載ってて一番いいって書いてあったやつだー!などと言っていた。
そうこうしているうちにタイヤが直って、またみんなでバスの中へ。
英語ができないからかもしれないけど、こうみると本当にアジア人っておとなしい。
ただ静かに様子を見守って待って、おとなしくバスに乗り込むだけ。
結局私は最後までその子たちと話す機会はなかったけど(^^;)
そして、やっとバスがバハリヤに到着。
たくさんの男の人が、それぞれのツアーの名前を持って待っていた。
やっと自分のツアーの人を見つけると、偶然さっき話したフランス人の子も同じツアーだったことが判明。 そして、イギリス人の子も、これが一番いいって書いてあったから、とその場で交渉して、一緒にいくことに。
そうしてファーブル、砂漠にアラブのおっちゃんと一人ぼっちという危険な状況は免れたのです。
朝8時にカイロを出発して、キャンプについたのが午後2時近く。
ついてすぐランチをいただきました。
パスタは見た目どおりいけてなかったけど、この周りのドライソーセージのようなものが結構おいしかった(^^)

ランチをしながら、話していたら、イギリス人の子は名前はキャサリン。
もう8年も旅を続けているらしく、アフリカにはすでに2年半もいるんだとか。
スキューバーのライセンスを持っているから、ダイビングのインストラクターとして違法で働きながら、3-6ヶ月ごとに国を移動してるんだって!
彼女イギリス人ではあるけれども、生まれは香港、中学から大学はイギリス、その後は旅してるから、自分のホームはどこかわからないと言っていた。 なんでも自分のお母さんはイギリス人でイギリスにいるけど、お父さんが香港人と再婚したせいで、その他家族は香港にいるとか。 そして、さらに今は、お父さんには3番目の奥さんがいて、その人は日本人なんだってさ。
ホームと呼べる場所がないから、「Where are you from?」って聞かれるのがいやみたい。
私が最初に聞いたときも、「I am from no where」って言ってたもんなー。 
は? って思ったけど、事情を聞くとよくわかる。 家を呼べる場所がないのって寂しいよなー。
だから彼女は旅を通じて、どこか自分が本当にホームと呼べる場所が見つかったらいいって言ってた。
もう一人のフランス人の子、オーリーは友達がエジプトにいるから遊びに来たらしい。
英語が本当に下手で・・・って言いながら一生懸命話してた。
時間を聞いても、数字が英語で出てこないくらいで、ちょっとびっくりしたけど(^^;)
彼女は今の仕事がすごく嫌で行き詰っていたところを、友達に「砂漠にでも行って考えてみれば」といわれて来たらしい。 
ツアーキャンプのバッドリーはすごく気さくでいい人。
写真右から、バッドリー、キャサリン、オーリー
この日はキャンプでのんびりして、夕方からソルトレイクや、イングリッシュハウスなどとよばれる場所をちょろちょろ見に行って、バッドリーのお友達のところでお茶をしたり、湧き水のプールに入ったりして過ごした。
そして、夜はこんなチキンとライスの山盛りディナーを
こーんな感じの外のパティオでいただいて、
こーんな小屋のようなお部屋で眠りました。
そして次の日はいよいよ本格的な砂漠ツアー。
黒砂漠、マジックスプリング、クリスタルマウンテンなどなどジープでがんがん進んでいく。
こーんな景色をみて、思わずドラゴンボールにでてくるところみたい!と思った私。
キャサリンはドラゴンボールをしらなかったけど、オーリーは共感してくれて嬉しかった(^^)
自分の国のものが他の国の人にも通じるって素晴らしい。
お昼はバッドリーのお友達のところで、カレーのようなものをいただいた。
ナンにつけて食べるんだけど、フェタチーズのようなものがすごくおいしかった。
そこにいた子供もなつこっくてかわいかったよー。
お昼がすんだら、バッドリーのお友達もキャンプのヘルプとしてジープに乗り込んで、またさらに砂漠の奥深く、キャンプをする白砂漠へ・・・。
白い岩のようなものがいっぱいあって、本当に不思議な景色の場所だった。
しかもこの岩、すごーく壊れやすくって、たっているのが不思議なくらい。
ここで見た夕陽はめっちゃきれいだったよーーー!!
そして、私たちが写真を撮りまくってふらふらしている間に、バッドリーとそのお友達はちゃくちゃくとキャンプの準備を始め・・こーんな寝床が完成してました。
暑さの中、砂漠の中を歩き回ってくたくたでお腹がすきまくっていた私たち。
気づけば時間は8時を過ぎてる。
でも、こんな原始的な生活のなかでは、お茶のお湯が沸くのにもじっくり待たないといけない。
お腹をすかせながらじっと待つうちらの横で、バッドリーとそのお友達はじっくり夕食作り。
火はひとつなんだもん、仕方ないよね。
前の人同じような、チキンとライスとジャガイモのスパイシー炒めと、サラダ。
砂漠の中で食べるにしてはかなり豪華な食事をいただいたのは10時ごろ。
キャサリンは33歳、オーリーは29歳、私は28歳。
同じ年頃の女の子は、みーんな同じような悩みを抱えてて、仕事のこと、恋愛のこと、家族のこと、旅のこと、話は尽きなかったけど、くたくただったうちらは12時ごろオヤスミ。
もともと睡眠時間の少ないファーブル。
夜中4時ごろ目を覚ましてびっくり!
私裸眼では0.1もないのに、星が見えるの!
慌ててメガネをとりだして、視力1.2で見た星空はやばかった!!!
寝る前はまだ月明かりが邪魔していたのに、月が姿を消した今、無数に光る星・星・星・星!!!
すごーい!! プラネタリウムにいるみたーい!
プラネタリウムが本物の再現なのに、逆の発想をしてしまうのが現代っ子の寂しいところ。
でも、ホント、まぶしいくらいの星なんだもん。
しばらくじーっと見とれていたら、流れ星もいっぱいみれたよ(^^)v
逃してしまわないように、心の中でずーっと日本で頑張るあの人の夢が叶うようにお祈りし続けました。
そして、物音がして目をやると、キツネ!
同じように目を覚ましたオーリーと二人でじっと見守っちゃった。
しばらく星空にみとれながら、あと1時間くらいしたら夜が明けるのかなぁなんて思っていたんだけど、寝てしまったようで、気づいたら6時半。 日が昇る瞬間は見逃したけど、こんな素敵な朝日が見れました。
さてさて、朝になったら白砂漠がさらに白く見えた。
こーんな広ーい砂漠の中で歯を磨くファーブル。
朝ごはんも砂漠で食べて、ちょっとのんびり。
帰り道には野生のラクダに遭遇しちゃった!!
現代っ子、シティっ子のお馬鹿なファーブルは、野生のラクダなんているのーーー?って思っちゃった。
でも、いるんですって。 彼らは人間に飼われていなくて、自ら放牧してるとか。
なーんかいまどきアフリカのサファリでも、パーク化して人間に確保されているような気がしちゃうから、本当の本当に野生っていうのはすごーく不思議な感じがしちゃった。
暑い中、汗と日焼け止めと、虫除けでべたべたになりながら、シャワーも浴びれず、セクシーとは程遠いい生活だったけど、すべてが初めてで、とってもいい体験でした!!
キャサリン、オーリーと一緒で良かった。
たった2泊だけどともに感動を分け合ったから、なーんかすごく仲良くなれた感じ。
キャサリンはこれからエジプトの紅海あたりで仕事を探して、マックス2年で旅を終えると言っていた。
オーリーはフランスのリヨンに戻るから、来たら連絡してねーって言ってくれたから、また会えるかな。
帰りもバスで6時間はとっても疲れたけど、参加してよかった!
*コメントは承認してから載るようにしてるので、すぐには確認できないのでよろしくー。
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3 comments:

Anonymous said...

我在西藏也看见过满天星,真的很美!

ファーブル said...

Ohlala>そうなんですねー! ホントきれいですよね!!! たぶんあの星はまた見に行くと思われる・・(^^)

Anonymous said...

野生ラクダにコニーもビックリだよ!
素晴らしい世界だな~。