マカオ2日目☆ 2009年5月2日

さてさて、マカオ2日目。


この日は唯一終日過ごせる日だというのに、朝から雷雨・・・(> < ) 昨日はホテル入口の外側に立っていた英兵さんも、中に立ってました。


とりあえずゆっくり朝ごはんを食べて、ど～しようかな～とファーブルたち。
ホテルの人に天気予報を聞いてみると、「夜には止むと思うよ～、いつも朝の方が降りやすいんだ」だって。

でも夜まで待っても、肝心の観光ができないし・・・、おばあちゃんが見たがっていた世界遺産を見なくては来た意味がない！


もともとおばあちゃんはそんなにいっぱい歩けないし、タクシーに待っててもらいながら回ろうかな～と思っていたファーブルだけど、こんな雨だし、タクシーだと待っていられない場所もあるとのことで、ホテルのお兄さんに相談した結果、運転手さんつき車をチャーターして、回ってもらうことに。

英語が話せるドライバーはいる？　と聞くと、う～ん、それは難しいなぁ。しかもいてもすごい高くなっちゃうかも・・とのことだったので、じゃぁ普通語（中国標準語）は？と聞くと、それなら大丈夫（＾＾）とお兄さん。


そう、マカオって公用語が広東語とポルトガル語なのよね～。　でも最近は普通語を話せる人も増えているみたい。

ホテルのお兄さんが、「すっごいいい人だし、観光にも詳しいし、言葉の問題を除けば最高の人だから！」というお墨付きドライバーを呼んでくれて、雨の中お昼ごろいざ出発！

劉さんというそのドライバーは、ちょっと話すのが早かったけど、ちゃんと普通語をしゃべってくれる、本当にいい人でした。

とりあえず雨の中、まず連れてってもらったのは、眺めのいい丘に建つ教会。

名前は忘れてしまいました・・。



中はすご～くシンプル。



本当ここから眺めがよくて、晴れていたら最高だったのにな～という感じ。

まぁ雨の中にうかぶマカオタワーもなかなかだけどね♪


次に訪れたのは、媽閣廟という、海の女神を祭るマカオ最古の中国寺院。
このお寺の名前がマカオの由来になったとも言われているらしい。

さすが有名な場所だけあって、雨なのにすごい人！

中に入ってみると、こんな感じ。

天井からぶらさがっているのは、このときはわからなかったけど、後から調べてみたら渦巻き型線香なんだって～。　おもしろいよね～。

そして、この前でみんなこんな風にお祈りしてたよ。

お祈りしている人の後ろには丸い窓があって、外が見えるの。

神様も外が見えるようにかな～？　外から見ると真っ赤な壁の内側は、黄色でした。

またまた人をかき分け、外に出て、ふと横をみるとこんな路地。

道は荒れてて、ちょっと汚そうなのに、な～んかこのカラフルなベランダがかわいい。

そして、また車に乗り込んで、連れてきてもらったのは・・・

じゃ～ん！！！！

マカオと言うと必ずこの建物の写真出てくるよね～。

ここは、大三巴牌坊、訳して聖ポール天主堂跡。

すごくきれいな教会だったみたいだけど、火事で焼失しちゃって、正面の壁だけが残ったんだよね。

雨がひどかったのと、おばあちゃんを気にしていたのとで、写真を撮り忘れちゃったけど、この壁、教会にはお決まりの神様の像以外に、獅子の像も埋め込まれていて、中国文化との融合の証なんだよね。

こ～んなに堂々としているのに、後ろから見るとこんな。

寂しい感じでしょ～？

上からの眺めを見れるようになっていたから、おばあちゃんを下に残して登ってみたファーブル。

眺めはこんな感じでした。

そして、ドライバーの劉さんにツーショットを撮ってもらったの。
劉さんの傘が入っちゃったけど、いい写真でしょ？

そして、その後、別の場所に移動する前に車の中から撮ったのがこの写真。

下からみるとこ～んな感じ。

丘の上に立ってるから、すごく目立つ。

この教会が焼けてしまう前を見てみたかったな～。

本当はこのすぐ近くのモンテの砦も行きたかったんだけど、雨のせいか入場禁止になってたの。

晴れてたらそこからマカオが一望できたんだけどね。

そして、次はマカオの中心地、セナド広場へ。

ここは波打つモザイク石畳がきれいで、ポルトガルの要素満載な広場なの。

この写真だけみたら、中国とは思えないよね～。

周りの建物もすべてポルトガル建築。

郵便局もこんな。

ここまできたらだいぶ雨も小ぶりになってきたから、傘をおろしてリアルセナドの前で記念撮影。

雨の中、傘をさしながらの観光に少し疲れてきたので、セナド広場に100年以上前からあるという、老舗の牛乳プリンやさんで一休みすることに。

見てみて～、お店のショーケースにはたくさんのプリンが並ぶ！

プリンはあったかいのと冷たいのを選べるようになってて、温かいのっていうのも気になったんだけど、やっぱり冷たい方がおいしそうだから、冷たいのを注文してみました☆


老舗の牛乳プリンは、さっぱりしていて、本当においしかった～。

おばあちゃんも気に入ったみたい♪

おいしいもので休憩した後は、雨もだいぶ止んできたしちょっとセナド広場の通りを歩いてみることに。

両脇はブランド系のお店ばかりで、あんまり楽しくなかったんだけど、つきあたりに綺麗な聖ドミニコ教会が！　すっごい色鮮やかで素敵だったよ～。

ヨーロッパでもたっくさんこういう教会みたけど、そのほとんどがハトの糞にまみれてて、美しさ半減だったんだけど、ここ、マカオはハトもほとんどいなくて、綺麗な外観を保ててから、さらに素敵だったよ。


そして、またぷらぷら歩いていると、昔の人のお家があった。

入場無料のその建物の中で、何やら木彫りをしている人発見。

器用だよね～。

そうそう、ここで、片言の中国語で木彫りのお兄さんに話しかけていたら、「すごい中国語話せるんだ～？」って言ってもらったんだけど、そしたらこの人の横に座っていたおじさんに、「東京の人だろう？」と言われ、「そうです」と答えたら、「やっぱり。東京の若い女性は英語と中国語が堪能なんだ。」だって。　え？　本当ですか？　どっからそんな情報を得たのだろうか・・という感じ（＾＾；）

でも彼がそう言うからには、ここに旅行に来る東京出身の女性は、中国語と英語が堪能な人が多かったのかなぁ？？　気になるところです・・・。

そして、更に路地をちょろっと歩くと、カレーおでん屋さんが！

魚のすり身とかのおでんって、アジア全域にあるけど、マカオや香港はじめ中国ってカレー味が多いよね～。

地域密着型の旅をしたがっていたおばあちゃんは大はしゃぎ。

ちょうどお昼の時間でおなかも空いてきてたし、さっそく食べてみることに（＾＾）

お魚のすり身中心に、たくさんのくしが並ぶ。 この中から、好きなものをボールに入れて渡すと、お店の人がくしから外して煮てくれるの。

そして仕上げにカレーをかけて、出来上がり☆

こういうお店って、買ってその場で立って食べるものなんだけど、どうしても座りたかった私たち。

でも外のベンチは雨のせいで濡れててどこも座れない・・。

でも車じゃぁなんか嫌だし、どうしてもどっかで座って食べたい！ってわがままを言ったファーブルたちのために、ドライバーの劉さんが一生懸命考えて、素敵な場所へ案内してくれました☆

そう、スーパーのフードコート（＾＾）ｖ

こんなところ、自分たちじゃぁ絶対見つけられなかったよ。

だって、建物自体、外から見てスーパーってわからなかったし。

ここなら雨も気にせず座れて、机もあってゆっくり食べられる。

現地の人に混じってすっかり地域密着型♪ってわけで、おばあちゃんも大満足。

しかもここでは劉さんが、ミルクティーと餃子まで、ごちそうしてくれました☆

この餃子、紅ショウガ入りで底がうっすらピンクでした！

アツアツでおいしかったよ～（＾＾）ｖ

食事も終わって満足した後は、スーパーの１階にあった魚屋さんを見て回ったり。

ここ、ほとんどが生きたお魚。　そのまま連れて帰るのかな～？　それとも買ったらその場でおろしてくれるのかな？

見慣れたお魚たちの中に・・、こ～んな不思議なお魚も！

結構気持ち悪くない？？？

こんなお魚見たことないね～！っておばあちゃんと興味津々のファーブル。

このお魚食べれるって言うから、もしかして初日の夜に食べたシーフードかも？！と思って写真を見せたけど、やっぱり違ったみたい。　広東料理で食べたのは貝の一種だったっぽいね～。

でもこれなんだろう？　きっと日本にはない魚なのかな～？　もしくは日本人は食べないとか？

知ってる人いたら教えて～。

そして不思議なお魚を後に、またまた車で移動。

そろそろ疲れてきたし、一度ホテルに帰るか～なんて言っていたら、遠くに何かが見える・・。

ちょっとあれ見たい！と止めてもらうと、金色の観音像が！

　
写真だけ撮って、そそくさと車に戻り、ホテルへ。

車で移動していたとはいえ、雨の中傘をさしながら動き回って結構疲れた二人。

しばらく休憩した後は、ホテル内のカジノに行ってみることに。

まずは、１００ドル分（１３００円くらい）を５ドルコインに変えて、安くて簡単そうなスロットに挑戦。

パチンコとかでも初心者には出してあげて、どんどんお金を使わせる・・なんて言うけど、誰かが操作しているのか、出る出る出る（＾＾）

ラッキーチャンスも２回ほど当たって、二人で５００ドルくらいになりました（＾＾）ｖ

すごいでしょ？　元金５倍☆

そしておばあちゃん次はルーレットをやりたいというので、もうけた分だけ使ってみることに。

ルーレットは当たる確率がそこまで良くないから？みるみる４００ドルは無くなって、ゲーム終了。

結局もうけはなかったけど、プラスマイナス０。

ただでいっぱい遊ばせてもらっちゃいました♪　楽しかった～（＾＾）ｖ

そして今度は夕食時、今日はマカオならではのポルトガル料理にしよう！と決めて、またまたホテルの人にお勧めの場所を聞いてみる。

比較的安くて、現地の人も行くところに行きたかったから、「あなたならどこへ行く？」と聞いて、教えてもらった場所はホテルのすぐ近く。

とりあえず予約してもらって、食事の前にマカオの夜景を楽しみに行くことに。

本当、町がすべてディズニーランドみたいに光ってる！

マカオの島々を結ぶ橋もきれい☆

マカオタワーも見えたよ。

この空の感じといい、ナイスショットじゃない？

そして、マカオの夜景と言ったら、忘れちゃいけないのが、ウィンホテルの前の噴水のショー！

ファーブルたちのホテルから、写真を撮りながら歩いて、たどり着いてみんなが座ってる段に腰をおろした瞬間、タイミングよくショーがスタート！

３分ちょっとのこのショーは、光と音楽とともに水がいろんな方向に揺れたり、吹きあがったりして、すご～くきれいでした☆

見終わったあとは、夜景に満足して、予約していたポルトガル料理のお店へ。

おばあちゃんがずっと飲みたいと言っていたワインも頼んで、ディナータイム。

ここでは、こ～んな大きなチキンの煮物を頼んでみたよ。
ハーフチキンを頼んだんだけど、すごいボリューム。　

中にはジャガイモとか卵とか、いろんなものがごろごろ入ってて、本当においしかった！

それと、こちらは舌平目のムニエル。

こっちもさっぱりしていてすっごくおいしかった☆
おばあちゃんも大満足。

結構な量だったけど、おいしかったしワインも飲んでたし、二人で完食（＾＾）ｖ

いい気分に酔っぱらって、帰り道ちょっと間違えたけど、楽しい夜でした♪

ホテルに戻って、二人ともぐっすり。

そして、最後の日。

朝はまたまたホテルのブッフェで。

ここのホテルの朝のブッフェはとっても充実していて、何気にファーブルとおばあちゃんのお気に入りになっていたのだ。

普通にイギリス風パン、エッグ、ベーコン、ハムなどに加え、アメリカンっぽい、シリアル、ヨーグルト、フルーツなどがあり、お味噌汁、ご飯など和食っぽいものもあり、チーズ、クラッカーなどヨーロピアンっぽいものもある。

そして、何より私たちがはまってしまったのが、点心コーナー！

お兄さんも気さくな人で、片言の日本語で「おはようございま～す！」とかって笑顔で話してきたりして、楽しい。

たっくさんある点心をのぞきながら、

「それと、あれと、これ・・」と指さして、いっぱいもらってきちゃった（＾＾）ｖ

中にはこ～んなものまで。

何かわかる？？　私にとっては気持ち悪い、チキンの足・・。

おばあちゃんは結構おいしいって食べてたけど、ファーブルは見た目的に受け付けなかったな～。

でも、その他すべてめっちゃおいしくて、二人して毎朝食べすぎてました（＾＾；）

お腹もいっぱいになったし、そろそろチェックアウトしてフェリーに乗らないと午後のフライトに間に合わない。

のんびりの朝ごはんを１０時過ぎに終えて、１１時半ごろチェックアウト。

いいドライバーさんを手配してくれたり、いろいろなことを教えてくれたホテルのお兄さんと、最後に記念撮影☆

ファーブルのこの姿懐かしいでしょ？

おばあちゃんの荷物が持ちやすいように、バックパックにしたのでした。

ホテルからフェリー乗り場に向かうシャトルバスを待っていたら、前にいたのは昨日のカジノのルーレットでめっちゃ勝ってた白人さん。

「昨日は結構もうけたんじゃない？」と話しかけたら、「あの後実は他で全部負けたんだ」だって。

やっぱり勝ってるところで止めておかないとなのかしら？

でも、楽しめたんだからいいよね～♪

その人はフィンランドから遊びに来てたみたい。　遠いのに御苦労さまです。

いろ～んな人と出会って、しゃべって、思いで作って、だから旅は止められない（＾＾）

今回もいつものファーブルの旅とはちょっと違ったスタイルだったけど、楽しかった☆

おばあちゃんも満足だったようで、帰りの飛行機ではもう、「次は韓国の済洲島行こうね～♪」なんて言ってた。　やっぱりこの人は元気だ（＾＾）


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